横浜市中区、関内・桜木町の造形教室&絵画教室

こんにちは!
こどもアートクラス講師の片桐拓弥です。

私土曜クラスの担当なのですが、先週と先々週と2週続けてお休みをし、代わりに月曜クラスの大隅先生に講師をしてもらいました。

教室を離れてどこにいたかというと、
5月15日から19日まで私は、中国浙江省の寧波という町にある寧波美術館という新しい大きな美術館にいました。

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その美術館の中に、芸術家が住み込みで作品制作をする事が出来るアトリエスペースがあり、そこに日本人の木版画家、東方美代子さんが2か月間滞在をします。
東方さんはそこで作品を制作しつつ、近隣大学での講座、最終週には美術館の展示スペースで個展を行います。

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私は、滞在をする東方さんと2人で寧波まで行き、美術館の方々への挨拶、講座をする大学への挨拶と下見、材料購入などの制作の準備を行い、日本へ帰ってきました。

東方さんは勿論現在美術館に滞在中で、今朝電話で様子を聞いたら、1つ目の作品が今日仕上がりそうだという事でした。順調に制作が出来ているようで良かったです。
もう自分の家のように美術館内で過ごしているというように話を聞き、安心をしました。

今から4年前に東方さんの作品が寧波美術館副館長の目に留まり、滞在制作の話が出ていたのですが、政治的なもの等々色々な問題があり、ようやく今回4年越しの実現。
間に入って調整をしていた私も感無量です。

少し東方さんの紹介をします。
東方さんは長年オールド上海を主なテーマにして作品を制作している木版画家です。
彼女は1993年に初めて上海を訪れ、街の活気や雰囲気に魅了されました。
偶々その時に公園で知り合った下町住まいの物好きな??中国人と仲良くなり、その人やその人の親戚の家に滞在し、1993年から10年間毎年2ヵ月~4ヵ月間そこを拠点に作品の制作を行いました。
丁度その時期は中国が急激に発展し始めた時期で、毎年行く度に古い建物が無くなり、代りに大きなビルが建ち、風景が様変わりしていたようです。
そんなエネルギッシュな街の雰囲気が反映され、彼女の作品は大変見応えのある物になっています。

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東方さんの個展は寧波美術館の第4ホールで7月7日~16日まで行う予定です。
お近くにいらっしゃる方は是非是非ご覧ください。

今回の滞在制作で我々の世話をしてくれている陶丹さんと東方さんを写した1枚。

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東方さん陶丹さん2か月間よろしくお願いします!

それから、
余談なのですが、

東方さんは版画家の他に、横須賀自然・人文博物館で、近代建築を調べられている学芸員の先生の助手もされています。

江戸時代末期から明治にかけてヴェルニーというフランス人が日本に滞在し、江戸幕府からの依頼で横須賀造船所を作りました。

ヴェルニーは日本に来る前に寧波で造船所やドックの建設をしていて、寧波のどこかにヴェルニーが作った建物の遺構があるのではないかという事ですが、どの建物がそれかは特定されていないようです。

偶々地図を買うために立ち寄った大きな本屋の横に何やら時代を感じる煙突が一つ。
一応フェンスらしきもので囲いはしてあるが、煙突すぐ横にレストランのごみ箱が置いてあり、
煙突を保護しようとしているのか、していないのか何ともチグハグな状態にありました。

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煙突を見た東方さんによると、この煙突の煉瓦の積み方はフランス積みで、ひょっとするとヴェルニーが作った建物の遺構かも知れないという事。
幻のヴェルニー作の造船所跡を発見したか??と一同興奮。

実際にヴェルニー作の貴重な建物なのか真偽はまだ不明ですが、横須賀博物館の学芸員の先生に連絡をして、写真を送ったようです。

今日完成をする中国滞在第1作目の作品なこの煙突をモチーフにしたもののようです。

この煙突が歴史的な発見になるか???など、色々と楽しみの多い中国滞在になりそうです。
東方さん!頑張って!!

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